Windows2000 SP3適応のブータブルCDを作る

Windows2000 SP2の発表から1年2ヶ月ぶりに待望のWindows2000 SP3(サービスパック)が公開されたが、Service Pack 3の出荷は9月末から順じ発送の予定だそうです。それまで待てない性分のため、SP3適応のブータブルCD(Bootable CD)を作ってしまいました。

Windows2000のインストールがCDから行なえるServicePack3適応のブータブルCDの作り方を紹介します。
■ 前準備
Service Pack 3 適応のブータブルCD制作には、下記の物が必要です。当該のサイトから入手して下さい。

1)Service Pack 3は、ネットワーク インストール PC/AT 互換機用を入手してください。
2)詳細な設定方法はService Pack 3 インストールと導入ガイドをご覧下さい。
3)ライティングソフトはフリーのCDRWINを入手してください。
4)CD-R/Wドライブ及びブランクのCD-RもしくはCD-R/Wメディアを準備して下さい。

◎ 2004.11.30記
ライティングソフトCDRWIN Ver3.9D以外を利用した場合、CDからのBootができない等の報告を受けてます。ダウンロードの際、ご注意ください。


■Windows2000 Service Pack 3 適応のデータをつくる
コマンドプロンプトから適当なフォルダを作成しその中にWindows2000 CD-ROMに収録されてる全てのデータをコピーする。例では\w2kにコピーする事にします。

1) コピー先のフォルダーを mkdir コマンドで作る。
C:\>mkdir w2k
2)xcopyコマンドを使い、Windows2000 CDの中味を全てコピーする。
サブフォルダも含めて全てコピーができるようにスイッチ/eを指定する。
C:\>xcopy Q: c:\w2k /e
3)入手済みのService pack 3の解凍先を指定できるように-xスイッチを付けてService Pack 3の解凍を行います。例では、c:\DownLoadへ落とした事にしました。
C:\>download\w2ksp3.exe -x


解凍先を訪ねてきます。C:\SP3を指定します。フォルダーはシステムが作ります。

4)Service pack 3の解凍後、C:\sp3\i386\updateフォルダーにWindows2000 CDのアップデートを行うプログラムupdate.exeも一緒に解凍される。それを使い先ほどコピーしたwindows2000 CDファイルにパッチをあてる。
C:\>sp3\i386\update\update.exe -s:c:\w2k
これでSP3適応のWindows2000ファイルは完成しました。が、まだ、起動可能なデータになっていません。
次にオリジナルWindows2000 CDからブートイメージを取り出します。
■ ブートイメージの抽出
ブートイメージの抽出は、ライティングソフトCDRWINを利用し取出します。 Windows2000 professional CD (SP2OEM版) からブートイメージを取出す方法を紹介します。



CDRWINのインストールは簡単にできますので、ここでは紹介致しません。CDRWINを起動すると次の図のようなツールバーが表示されます。

ブートイメージの取出を行う前に、Windows2000 CDの何処にデータが入っているのかを調べる事から始めます。まず、Sector Viewerを起動させます。


図のボタンをクリックしSector Viewerを起動させます。
次のようなセクターダンプのダイアログが表示されます。


1)17を入力します。
2)Read sectorのボタンをクリックします。

下側の窓にセクターのdumpが表示されます。dumpからAddress 57〜5ahの値に注目します。この例では Address 57〜5a:[13 00 00 00] になっています。この値をデシマル値(10進数)に変換すると19になります。この19は、ブートイメージの開始アドレスを表しています。

全てのWindows2000 CDでセクターが19になる訳ではありません。利用するCDを必ず確認して下さい。
初期版に14h(20d)もありました。
sector# 17の開始セクター値は変わりません。


1)19を入力します。
2)Read sectorのボタンをクリックします。

ブートイメージの開始アドレスを調べます、この例では address 38〜3bh:[86 01 00 00]になっています。この値を同じ様にデシマル値(10進数)に変換すると390になり、ブートイメージを取出すセクターアドレスが390から始まることが分ります。
また、で示した 04は、セクターカウント値です。この値はCD-Rの書込み時に利用します。メモを取って置いて下さい。

今まで、Windows2000 CDを数十枚調べましたが 04の値が異なるものを見たことがありません。多分、04は固定?と思います。ブートイメージの開始アドレス390は、固定でありませんので利用する際、実際に調べて下さい。 04以外の情報を持っている方は、教えてください。

★ sector#19には、もう一つ重要なキーが隠れてます。address 30h:[88] このキー88以外では、ブータブル適応CDになりません。素直にブートイメージFDからWindows2000のセットアップを行って下さい。

ブートイメージ開始セクターの求め方のページを追加しました。こちらも合わせてご覧下さい.




Extract Disc/Tracks/Sectors Image Fileを起動します。
ここでは、実際にブートセクターを出力します。


1)Select Sectorsを選びます。
2)保存先及びファイル名を指定します。例では、
c\sp3\boot_390.binとしました。
3)開始アドレス390
4)終了アドレス390
5)Datatype=Data Mode1(2048)を選択します。
6)[Start]ボタンでWin2000 CDよりブートイメージの抽出が始まります。


■ CDRWINを使って実際に書込みを行います。


File Buckup and ToolSボタンをクリックし、書込み環境を設定します。


拡張機能の設定が終わったら丸で示したStartボタンを押し、CD-RへSP3適応のWindows2000を焼き上げます。

1)Backup Files directory(on the fly)to an ISO9660 comatible diskを選びます。
2)Windows2000 SP3適応のフォルダを指定します。(例:c:\w2k)
3)Addボタンをクリックします。
4)図と同じようにチェックを付けます

[ ] Priserve Full Pathnames [*] Long Filenames(Joliet) [*] Recurse Subdirectories
[*] Include Hidden Files [*] Include SystemFiles [ ] Include Archive Files Only

5)図と同じように、[*} Disable Version Numbersにチェックを付けバージョンチェックを行わない設定にします。
6)拡張機能をクリックし、次のような図を表示させる。


■ 拡張機能の設定


1)Volume Discriptorタブを選びます。
2)Volume Labelを入力します。
3)volume Labelと同じに入力します
4)MICROSOFT CORPORATIONを入力します。

Volume Labelは、マイコンピュータで確認して下さい。



1)Bootable Discタブを選びます
2)Make Bootable Discにチェックを付けます。
3)Model Emulasion TYpeは、Customを選びます。
4)ブートイメージファイルを指定します。右側のボタンでイメージファイルを選ぶことができます。(例:c:\sp3\boot_390.bin)
5)Microsoft Corporationを入力します。
6)Load Sector Counterは、4を入力します。この値は、Sector# 19で表示された値[04]を10進数で入力します。


拡張機能の設定後、[OK]ボタンを押してください。File Backup And Toolsへ戻り、Startボタンを押しCD-Rを焼き上げます。CDドライブにブランクのCD-R若しくはCD-R/Wをいれて置いて下さい。



図は、SP3適応のCDでインストールし、Service pack 3を確認した様子です。



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この記事を読み、サービスパック適応のブータブルCDの作成がどうも上手くいかない、不安という方は、サービスパック適応のCD制作承ります。詳しくは、こちら


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